糸数城跡 三山分立時代の初期14世紀前年の築城
沖縄で歴史の感じる場所はここにもあります。糸数城跡(いとかずじょうあと)は現在の糸数村落南側の断崖上に築かれた古城で築城年代は不明ですが玉城按司が次男を大城按司に三男を糸数按司に任したという伝説がありおそらく「三山分立時代」の初期14世紀前年の築城であろうと思われています!
城壁は野面積みと切石積みと両方用いられ切石積みの部分が最も高く約6メートルでこの上に立つと太平洋と東シナ海が眼下に望めます!
構造的には比較的単純な城で西側は断崖を利用し東北東に城門をひらいています!城内の随所には遺物包含層がみられそこからは土器に混じって中国製品の陶磁器類が発見されます!また「琉球国由来記」にも記載された[糸数城之殿」も城内にあります!
交通 アクセス
・那覇空港からモノレールで15分(旭橋駅下車 那覇バスターミナルへ(徒歩5分))
・那覇バスターミナルからバスで45分(琉球バス 53番 志喜屋線 バス停糸数入口下車)
・バス停糸数入口から徒歩で20分
・那覇空港から車で60分(那覇空港自動車道南風原南ICから国道507号線・県道48号線を玉城方面へ)
〒901-0606 沖縄県南城市玉城字糸数